バイクガス欠の症状、走っていたら突然止まってしまった。満タンにしたはずなのに何故?

こんにちは、ゆきおです。

バイクに乗り始めたころですが、いろいろ初歩的な失敗はするものですね。

まさかと思うような失敗も初心者の間は犯すものです。

わたしの失敗を見て、もしもの時の参考にしてください。

目次

給油は十分していたはずがガス欠?

はじめてのバイクを買ってから、休日になると練習ツーリングをしていました。
何しろ乗っているだけで、心はウキウキして風を切って走る気分は実に爽快なんです。

私が買ったバイクは、中国から逆輸入されたスズキのバイクです。
型式GN125Hといい、最近良く街なかで見かけますね。

本当に昔からあるようなバイクで、老若を問わずフアンは多いと思います。
私も、昭和の香りが漂うスタイルに魅せられた一人です。

排気量は125ccでいわゆる原付二種と言われる小型のバイクです。
スクーターではないので、マニュアル車ということになります。

しかし見た目は、かなり大きくてとても小型バイクには見えません。
普通の人にはバイクの違いはわからないと思います。

そんなバイクに乗って私は意気揚々と走っていました。
そして二度目の給油を済ませ、庭の片隅に駐車しておきました。

バイクが倒れていたせいで?

バイクはさておき泊りがけの旅行に行き、何泊かしてきました。
旅行中自宅付近は天候も悪かったようで、かなり雨が降った模様でした。

帰宅してから庭の片隅を見ると、私のバイクは隣の自転車に寄りかかるようにして倒れていました。

自宅の庭はコンクリートを打ってあるわけでは有りません。
雨が降ると地盤が緩んでしまい、重量のあるバイクは倒れてしまったのでしょう。

その時はもう雨も止んでいたのでバイクを引き起こし、倒れないようにスタンドの下に板を敷いて駐車させました。

その時かすかにガソリンの匂いが立ち込めていました。
ですがそれほど気にすることなくその日は過ごしました。

ガス欠の症状はバイクが突然止る

数日経って休日が来ました。
その日は天気もよく絶好のツーリング日和。

まだ免許をっとたばかりでバイクに乗りたい時期です。
休みの日が来るのを指折り数えて待っていました。

まだ新しくピカピカのバイクです。
見ているだけでもウキウキするのですから、もう嬉しくて仕方がありません。

いい歳をしておもちゃを与えられた子供さながらです。
緩んだ顔をしてバイクにまたがっていたのに違いありません。

住宅街の狭い道を抜けやっと国道に出てきました。
最近はやっと車の流れにも乗れ、ストレスなく走れるようになっていました。

快調に走っているうちに、何かエンジンがプスップスッとそんな感じの音が聞こえた気がしました。

そして突然止まってしまいました。

ガス欠でバイクが突然止まってしまった?

何か嫌な予感がしました。
そのうちに予感通りに、エンジンが止まってしまいました。

私は突然エンジンが止まってしまったので、慌てバイクを歩道側に寄せて止めました。

何故なのだろう?
私は思いつく限り原因を考えてみました。

しかしバイク初心者の悲しさ。
考えつくものはほとんどありませんでした。

それでも、たった一つ思い付いたことがありました。
プラグに燃料がかぶっしまいそのためにエンジンが掛からなくなったのではと。

普通に考えつくような原因ではないと思います。
でも私にはそれしか思いつきませんでした。

一応車載工具もしょぼいものですが、プラグを外してみました。
見た目で燃料がかぶっているようにも見えませんでした。

まだ買ったばかりのバイクです、壊れてしまうはずがありません。

偶然でしたが、バイクを購入した販売店がツーリングに行く途中にありました。

近くの販売店に押していくと

それほど重たいバイクではありません。
しかし初心者の私はまだ取り回しが上手く出来ません。

国道をバイクを押しながら歩くのは、かなりこたえます。
歩道は狭く車道を押していくしかないので
交通量の多い国道は地獄でした。

それでも30分ほど押して販売店に到着しました。

到着したときは、ツーリングに行くことなどすっかり頭の中から消え去っていました。
「何処が壊れてしまったのだろう。」あれこれ考えて落ち込んでいました。

販売店の店長が出てきて、どんな具合かを色々尋ねられました。
店長にしたところでまだ売ったばかりのバイクです。
まだ故障が起こるはずがないと思っていたでしょう。

私も思いつく限りのことを話すのですが、原因はサッパリ分かりません。
店長も色々思案していたようですが、バイクを揺すってみて何か感じたようでした。

ガス欠ではという問いに、そんなはずはないと私は答えました。
私はバイクを満タンにしてから旅行に行きました。

だから燃料切れということはあるわけがありません。
その旨店長に話しました。

万が一ということでタンクを開けてみました。
何とタンクの中は空っぽ、燃料は入っていません。

私は呆気に取られました。
たしかに燃料は満タンにしたはずでした。

燃料が蒸発してしまったのでしょうか?
旅行から帰ってきた時にガソリンの臭がしていたことを思い出しました。

バイクが倒れていたことを思い出したのです。
店長の結論は転倒した時に燃料が流れ出してしまった。

燃料タンクの蓋は、完全に密封されてはいない。
それで漏れてしまったのでしょう。

私は蓋をしているのだから、倒れてくらいで燃料が漏れてしまうなど1ミリも考えていませんでした。

私の思い込みのせいでアチラコチラ迷走してしまったのでした。

動かなかったのは燃料切れのせい

バイクは燃料が入っていなければ、動くわけはありませんよね。
今回の騒動で一つ勉強させてもらいました。

一番はじめに疑うべき燃料切れを、自分の思い込みで最後まで疑わなかったこと。

それにバイクの燃料タンクは、完璧には密封されていないこと。

私みたいに考え違いをすることはないでしょう。
バイクを倒れたまま放置しておくと燃料は流れ出してしまいます。

こんなお粗末な話恥ずかしかったですが、失敗談として笑い話にでもしてください。

その後、燃料コックをリザーブにしたところ、僅かに燃料が残っていてガソリンスタンドまでは走っていけました。

結局ツーリングは中止、おとなしくその日は帰宅しました。

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