歩き遍路で高知神峯寺を目指す。

こんにちは、ゆきおです。

お遍路も高知のお寺を参拝できるようになりました。

昨日までは徳島からただ歩くだけでしたが、やっとお参りできるようになりました。

これでまたお遍路さんにかえったと、実感できるようになりました。

民宿うらしまでも、うれいいお接待

今日も次の宿まで重たい荷物を担がなくてもすみます。
民宿うらしまで荷物の運搬のお接待を受けたからです。

それ以上に助かったのは、荷物を入れる小さなのザックを用意してくれたことです。
荷物の運搬をされても、必要なものは自分で持っていないと困りますからね。
あいにく私は小さなウエストポーチと山谷袋を持っているだけでした。

ですから小さなザックは渡りに船で、ありがたい申し出でした。
歩き遍路に行くのでしたら、小さめのザックかナップザックがあるといいですね。

私も必要でしたので、高知市内でひとつ買いました。
買ったザックはそれから先のお遍路で、随分と役に立ちました。

朝食をすませ次の札所に向かって歩き始めました、しかし昨日宿坊に止まらず引き返してきました。
今日はもう一度お遍路道を戻って山道いくか、遠回りですが海沿いの道を行くか迷いました。

あいにくこの日は一日中雨の予報。
雨の中、山道を行くよりは海沿いの道を選びました。

ポンチョを着ていて歩いていると足元はかなり濡れてしまいました。
やはり重たいザックを担がないですみ、体は楽が出来ました。

雨のなか神峯寺に向かう

今日はほとんど海岸沿いを歩くことになります。
雨も小雨になったりしてやむかと思いましたが、一日中降り続きました。

小雨でもカメラを出すのはわずらわしく、この日はあまり写真は撮とりませんでした。
しばらく海岸沿いを歩き続け、今日の目的地、神峯寺と宿泊する民宿との分岐点につきました。

今日も昨日同様山道を登り神峯寺で納経です。
そして登った道を引き返し民宿に戻って行きます。

標高は僅か400メーターほどですが、疲れた体で今日最後の登りはこたえます。
雨上がりの寺内は清々しく、静謐なたたずまいの中にありました。

今日の宿は唐浜(とうのはま)にありました。
県境で会った若いお遍路さんにも聞いていた宿でした。

この宿は神峯寺のふもとにあり、参拝に向かうお遍路さんのために荷物を預かってくれるということでした。
私は前の宿から荷物を運んでもらっていたので預けることはありませんでした。
何度か同宿した水戸のお遍路さんは、ここに預けて納経に向かったと聞きました。

ここもまた水戸から来たお遍路さん(水戸さんとしておきます)と同宿になりました。

さすがにこの頃になると水戸さんともだいぶ打ち解けてきました。
お互い最後の札所まで行くことがわかっていましたから
これから先の宿など色々と情報交換をしました。

水戸さんは2,3年前から歩き遍路の計画を立、色々と情報を収集してきたそうです。
私はお遍路についてあまり詳しく調べないで来てしまいました。

ですから途中見聞してきた史跡やお寺など、まったく予備知識がありませんでした。
途中出会ったお遍路さん達から由来など聞いて知りました。

今日の宿は民宿とうの浜

とうの浜はかなり大きな施設でした
もともとは何か別の用途で、利用していたのではないでしょうか。

宿泊客は歩き遍路の他、ツーリングの人もいました。
それでも宿泊客は5人ほどでした。
やはりこの季節になるとお遍路客もグッと減るようです。

建物自体は前からあったものを、民宿として新たに始めたようでした。
確か昨年には営業していなかったようです。
まだお遍路さんにも知られていないようであまり宿の情報はありませんでした。

しかし前泊した民宿うらしまと、何か関わりがあるのか、
うらしまに宿泊した人は500円割引になりました。

逆に行った場合は分かりませんが、余裕のない私には助かりました。
どんな縁に繋がっているのかるのかわからなくて面白いものです。

6日目は参拝はなく香南市サイクリングターミナルで宿泊

朝起きたら晴れていました、今日は幸先がいいようです。
朝食の前、部屋の鍵は持ち帰らぬように言われていたのですが、
歩きはじめてしばらくして、部屋の鍵を持ってきてしまったことに気が付きました。

あれほど言われていたのですが申し訳ないことをしてしまいました。
すぐに宿に電話をして郵送することで承諾してもらいました。

住所を聞きそびれてしまい、どうしようか迷いました。
しかしスマホがあり、検索すれば良いことに気が付きました。
どうも焦っていて頭が働いていないようでした。

封筒はコンビニで買って切手も買おうと思ったのですが、
郵送料金が心配で郵便局まで持ち越してしまいました。

それが幸いしたのか普通の封筒に鍵を入れていたので、
厚みがあり定形外郵便となっていました。

もしコンビニでそのまま出していたら、不足料金を宿で払うことに。

鍵を持ってきてしまった上に不足分まで払わせたら、
お遍路さんとしての汚点を、残す結果になりました。

海沿いを歩く国道は交通量も多く車の流れもかなりあります。
たまに国道から分かれた歩き遍路道を歩いたりします。

海沿いの道を歩いていると、どこを見ても立ち止まってしまい。
一日中景色を眺めていたくなリそうです。

途中道に駅があり、しばらくそこで休憩しました。
今はシーズンオフ、ほとんど立ち寄る人もいませんでした。

確か道の駅大山と言いました
防波堤の中の景色が印象に残っています。

歩き遍路道を歩いていると、突然古い町並みに変わったりします。
何故か郷愁を覚える景色に行き当たることが多いようです。

途中くろしお鉄道の球場前駅にきれいな公園のような休憩所がありました。
しばらく休憩の後、また海沿いの道を歩くことになりました。

今度は土佐くろしお鉄道の高架の下を歩きます。


途中不思議なおお遍路小屋がありました。
中でお遍路さんは休んでいませんでしたが、代わりに人形達が。
たくさん椅子に腰掛けて休んでいました。

何か不思議な光景でしたね。

土佐鉄道の高架の下には歩き遍路さんのための善根宿がありました。

ここが県境であったお遍路さんに聞いてきたところでした。
季節外れのせいで善根宿はしまって、お遍路さんの姿は見えませんでした。

善根宿のご主人の電話番号は聞いていたので、宿泊するのなら電話をするように言われていました。。
ここのご主人はボランティアで、歩き遍路さんのお世話を自費でしているそうです。

これひとつとっても歩き遍路は目には見えない。
たくさんのご縁に支えられていることが分かります。

水戸さんとも追いついたり追い越されたりしながら私の宿の分岐点につきました。
水戸さんは少し先まで足を伸ばすと言っていました。
またどこか出会えるか分かりませんが、再会できることを信じて別れました。

続きは
■ 大日寺から善楽寺まで、歩き遍路も今日で7日目。歩き遍路に行ってみませんか(5)

お遍路の情報はこちらのサイトに移転しました