哲学を考えてみる。
何気なく使っている言葉なのに、あまり真剣に考えたことはありませんよね。
でも哲学って普段何かで使ったり、勉強したりしたこと、あまりないですよね。
まして仕事に使うことなんてありますか?
そこで少し不思議な哲学について考えてみたいと思いました。
哲学って何だろう

あなたは哲学について、考えたことってありませんか?
なんだか得体のしれない学問?
哲学とはこういうものだと、答えを持っている人は少ないと思います。
なんか分からないまま哲学について語っているような気がします。
難しいことはさておいて、私なりに哲学について少し考えて見たいと思いました。
多分あなたも若い頃、哲学って何だろうと疑問を持ったことがあるのではないでしょうか?
一緒に考えてみませんか、もちろん私たちは学者ではないので難しい言葉などは使いませんよ。
普通のわかりやすい言葉で考えていきたいと思います。
しかし哲学が何か分からなくても、結構哲学という言葉は使っていますよね。
「これは哲学的だ」とか「あの人は哲学を持っている」とかです。
哲学という言葉の意味は分からないけど、なんとなく感覚的に使っているように思います。
あなたは哲学というと、どんなことをイメージしますか?
例えば哲学者を思い浮べるとか、ギリシャやドイツ哲学といったことでしょうか。
これから私なりに、哲学について考えていきたいと思います。
もちろん素人の意見、考え方ですので当然異論はあると思います。
拙い考えかも知れませんのでご笑止ください。
誰でも哲学に夢中になる時期が?

私も高校生の頃。
哲学のことなんてなんにも分からないくせに、ただカッコをつけて、哲学の本なんかを持っては出かけていました。
哲学書であることが、人から見ても分かるようにです。
ですからカバーなどは付けず裸のまま、手に持って歩いていました。
カバンなどに、決して入れていませんでした。
こんな恥ずかしいことを、あなたもしませんでしたか?
哲学書ではなくても、なんか小難しい本なんか持ったりして。
今考えると恥ずかしい限りですが、哲学には何故か惹かれるものがありました。
高校生だった私も、カッコばかりつけていた訳ではありません。
学校の図書室には、それなりに思想書のたぐいはたくさんありました。
私もそのうち何冊かを借り読んだことはあります。
しかし今思い出しても、ほとんど記憶に留まっていない。
ということは、読んだといっても、理解したということではない。
本の字面だけを、追っていたに過ぎなかったのでしょう。
当時を考えると本当に赤面してしまいます。
訳もわからず唯物論だの弁証法がどうした。
などと得意になって語っていたのですから。
今、哲学を考えてみると

やっと大人になった(か分かりませんが)今。
あらためて哲学について考えて見ようと思いました。
高校生の頃、トレンドではありませんが、そんな風潮に流されていたのだと思います。
哲学について、今までもやもやしていたものが、最近多少晴れてきた感がありました。
哲学なんてそんなに難しく考えることなんかないんですよ。
難しく考えてしまうから、ますます理解で出来なくなってしまうのだと思います。
もっと簡単に哲学のことを考えましょうよ。
難しい理屈なんか研究者にまかせて置けば良いんです。
確かに世界の成り立ちとか物事の本質を極めることに、哲学の方法は色々あると思います。
そんな難しいことは考えずに、自分で哲学したら良いと思います。
だって答えなんて見つかるはずはないのですから。
そもそも哲学なんて答えの出せないものを追求していくものですよね。
哲学は、学問なのでしょうか?
そもそも哲学って学問なんでしょうか?
哲学とは、つまり哲学者、例えばカントならカントの業績を研究したり学んだりすることだと思いますか?
一つ考えて見ましょう。
哲学について授業で習ったことは何っだたのでしょう?
多分哲学者の名前とかその思想ですよね。
ですから哲学を学んだのではなく、哲学した人の思想を学んでいたことになります。
学者になるのなら、そのような勉強は必要になるかも知れません。
でも私たちが本当に知りたいのは、哲学者たちの思想などではなく、先人たちがどのように哲学したかを知りたいのではありませんか?
確かに哲学も、学問としての一面も当然あります。
それは教養として哲学史を学ぶといったようなもので、哲学自体は学問ではないと思っています。
ですから哲学はするもので、学ぶものではないと思いますよ。
これからは哲学なんて難しくは考えずに、物事の本質を知るために哲学しましょう。
まずは水の入ったコップを眺めてみましょう。
そして本当にコップの中には水が入っているのだろうかと、疑うことから始めてみましょうね。
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